天野理事長ブログ&スケジュール

2017.09.19

後期高齢者の思い

天野惠子理事長の投稿です。

 

白人の老婆

(写真はイメージ画像です)

天野惠子、19421116日生まれ、現在74歳。

最近、後期高齢者(75歳以上)とは良く言ったものだとつくづく感じ入っています。

60代はつらかった更年期を抜け出し体調も良好、仕事も順調で、疲れを感じることがありませんでした。

 

最初に容赦ない加齢に愕然としたのは、齋藤政樹先生が亡くなられた20168月でした。朝、鏡に映ったわが姿に愕然としました。

そこには、ほうれい線がくっきりと出て、口角が下がり、明らかに10歳ぐらい老けた老婆の姿が映っていました。

2015年ぐらいから、少しずつやせてきていたのは気づいていました。お尻の筋肉が落ちてきていました。年のせいと、あまり気にも留めていませんでした。

 

20161月、齋藤政樹先生が骨髄異形成症で1回目の入院をされました。ビダーザは1サイクル目こそ効きましたが、その後は、はかばかしくなく、本人の希望で3月に退院されました。2回目の入院は2016711日。恐れていた肺炎でした。2回目の入院以降は、毎日悪化していく容態に医師団としても為すすべがなく、815日の朝、息を引き取りました。現実の厳しさを実感した1ケ月でした。

 

介護と勤務の毎日が終了した時、私の体重は、2015年検診時に比べ、8kg減っていました。以来、ほうれい線が消えるといわれる舌の運動をしたり、減った筋肉を取り戻すべく筋トレをしたり、そのためにはタンパク質を沢山摂取するようにと努力してきました。

体重は確実に戻ってきています。ところが、顔はちっとも若返りません。

ショックです。

 

今年(2017年)の5月頃からは、朝起床時に起き上がろうとする時に、軽い右ひざの痛みを感じ始めました。611日~12日にかけて、上高地へハイキングに行く機会がありました。平地は全く問題がないのですが、徳本(とくごう)への登りで、なんとなく違和感を覚え、早速、防已黄耆湯を12回のみ始めました。

 

現在、週に3回和温療法を受け、月に2回整体にも行っています。

今年は、75歳を迎えるにあたり、国立がんセンターがん検診予防センターでPETを含むがん検診も10月に予約しました。まだ70代、先には80代と90代が待ち受けています。健康が一番。油断は禁物です。

 

静風荘病院特別顧問、松戸市民病院女性特別外来

https://www.city.matsudo.chiba.jp/hospital/kakkyokusinryouka/kakusyuiryo/joseitokubetsugairai.html

医師 天野惠子

 

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