2017.09.25
「新緑の上高地で穂高を眺める①」
天野惠子理事長の投稿です。
6月11日、日比谷高校の1年先輩、昭和35年日比谷高校卒34ルームのクラス会が企画した「新緑の上高地で穂高を眺め、乗鞍で雪渓を体感する旅」に便乗して、新緑の上高地を散策するため、朝6時半に家を出ました。
新宿8時発のスーパーあずさ5号に乗り松本へ。
松本で松本電鉄に乗り換え新島々(しんしましま)へ。新島々からバスに乗り、12時40分上高地大正池バス停到着。天気は快晴、大正池からウエストン碑、河童橋をへて明神池の傍の宿「嘉門次小屋」へ到着したのは16時40分でした。
今回の目的は、日頃の運動不足の解消のためのハイキングと喧騒の東京を離れ、胸いっぱいにおいしい空気を味わうこと。
インターネットで調べた「信州とっておき情報」では、5月下旬から6月の上高地は、空いている上に、残雪と芽吹きが美しくおすすめですとありました。実際に空いていました。
上高地は、明治時代にイギリス人ウオルター・ウエストンにより世界に紹介された日本を代表する山岳景勝地で、飛騨山脈(北アルプス)の谷間(梓川)にある大正池から横尾までの前後役10km、幅最大役1kmの堆積平野です。1934年に、中部山岳国立公園に指定され、1952年には、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されています。
温泉があり、穂高連峰や槍ケ岳の登山基地ともなっています。マイカーが入れないため排気ガスも少なく、整備された遊歩道から、穂高をはじめとする3000m級の山々を間近に望むことが出来ます。
大正池バス停から大正池へ。左手にはかすかに噴煙を上げる焼岳が、右手には残雪に覆われた神々しい奥穂高(3190m)が見えます。記念写真を撮り、景色を目に焼き付けたら、大正池から田代池へ。林の中の遊歩道の途中では、木道でわたる小さな池に沢山の岩魚が泳いでいました。誰かが、今度は釣竿持ってこようかなと呟いていました。
多分釣りや植物採集は禁止ですよね。