2017.03.09
戦場ヶ原①
天野惠子理事長の投稿です。
2月7日から8日にかけて、奥日光休暇村に宿泊し、スノーシューを初体験しました。
池袋7時36分発のJR特急日光一号に乗り、9時29分に東武日光駅につきました。
一緒にスノーシューを楽しむ他の男女5人(男性2人、女性3人)は、浅草発の東武スカイツリーライン快速で10時19分着の予定のため、待合室で奥日光のパンフを読みながら待機。
東武日光へ来る電車の中から見る平野には雪は全くなし。本当に、これから行く先に雪はあるのだろうかと心配になりました。
10時45分、駅の前からバスに乗り出発。12時10分日光湯元着。東武日光駅の標高は543m、奥日光の標高は1500m。バスがいろは坂(標高差440m)を上り、中禅寺湖(標高差1269m)に向かうにつれ、左右は雪景色へと変わっていき、中禅寺湖も氷が張っていました。
休暇村へ到着後、軽い昼食をとり、その後チェックイン身支度をして14時から練習ハイクとレクチャーの開始。スノーシューをつけて休暇村レストハウスの周囲の森を2時間歩きました。
休暇村レストハウスのすぐ裏はスキー場になっており、沢山の中学生がスキーの初体験を楽しんでいました。
私が学生のころのスキー板と違って、長さは短く、板の前後は丸くなっていて、ガイドさんの話だと「この形態はターンがとりやすい」とのことでした。
スノーシューとは西洋版かんじき(写真)のことで、スノーシューを装着すれば誰でも雪山や雪原を歩くことが出来るので、年齢・性別を問わず、皆で楽しむことが出来ます。
雪国の天気は変わりやすく、開始後1時間くらいから、吹雪となり一寸先も見えないような瞬間がありました。レストハウスに戻り、温泉につかり、しーんとした雪景色に感動しつつ、夕食を食べ、明日の行軍に向けさっさと眠りに着きました。
*かんじき (樏・橇・檋・梮):泥上や雪上など不安定な地面を歩くための民具。靴・わらじなどの下に着用する