天野理事長ブログ&スケジュール

2015.11.25

白内障の手術①

今回は天野理事長の寄稿です。

10月10日に白内障の手術を受けました。

 

昨年の性差情報医療情報ネットワーク市民公開講座の講師は、私の東大医学部時代の同級生木村眼科院長木村内子先生でした。

「中高年の目の病気」と題して、加齢とともに増えてくる目の病気、白内障・緑内障・ドライアイ・加齢黄斑変性、糖尿病網膜症のお話をしていただきました。

 

杉並区では、このうち緑内障と加齢黄斑変性については、40歳から60歳まで5年おきに定期健診を300円で行っているそうです。ということは、失明の可能性のある緑内障と加齢黄斑変性、糖尿病網膜症については、早い段階からきちんと定期健診を受けておいたほうが良いですよと言うことですね。

 

また、視力や目に何らかの異常を感じたときには、可及的すみやかに眼科を受診して視神経、眼底などを調べてもらい、その上で老眼鏡の処方箋を書いてもらうことといわれました。

 

さて、今回、私は1年ほど前から右目がごろごろする、何かうっとうしいとは思っていましたが、点眼をしたり、老眼が進んだのだろうと考え、めがねの作り直しをメガネ店でやったりしておりました。ところが、今年9月の職場の健診で視力検査を受けたところ、「え!何これ」と言う事態に遭遇しました。右目で見る文字が二重、三重にだぶってみえ、検査にならないのです。びっくりして、早速木村眼科を受診しました。

 

結果は「右目のまさに正中の部位に白内障がはじまっている。メガネでしばらく様子を見るということもできるけれど、外科の先生だったら手術を受けると言う選択もある」ということでした。実は、私は子宮筋腫の手術の際には、卵巣を両側摘出したことにより、ひどい更年期障害に苦しみ、尿漏れの手術の時には、右下肢の膝から鼠径部にかけてむくみが生じ、「静脈血栓か」と、散々な目にあいました。手術には抵抗があるのですが、毎日の診察や論文の作成に不自由を感じ、思い切って決断をし、日本橋白内障クリニックで両眼日帰り手術をしました。

詳細は次回にご報告します。

瞳をさす女性

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