天野理事長ブログ&スケジュール

2015.01.20

鹿教湯温泉①

皆様、よいお正月を過ごすことができましたでしょうか?私は、厚生労働科学研究の申請書を書き上げ、5日から仕事始めでした。
10日から12日まで、元千葉県知事の堂本暁子さんと鹿教湯温泉で英気を養ってきました。

 

皆様、よいお正月を過ごすことができましたでしょうか?私は、厚生労働科学研究の申請書を書き上げ、5日から仕事始めでした。

 

10日から12日まで、元千葉県知事の堂本暁子さんと鹿教湯温泉で英気を養ってきました。

 

鹿教湯温泉は、文殊菩薩が鹿に姿を変えて信心深い猟師に効能豊かな出湯を教えたと言う言い伝えのある温泉です。

新幹線上田駅でおり、40分ほどタクシーで走ります。実は、上田市は日本で一番降水量の少ない市とのことです。雪も少ないのです。それを知らずに、私は、新幹線上田駅から鹿教湯温泉斎藤ホテルまでタクシーが順調に走れるだろうかと心配しつつ、防寒具に身を包んでやってきたのです。実際には10日の上田市は快晴でぽかぽかと暖かく、日陰にはうっすらと雪が見えましたが、道路はまったく雪はなし。タクシーもすいすい走って、12時にホテルへ到着しました。

 

午後4時、宿の外から気持ちの良い太鼓の音と威勢のいい掛け声が聞こえてきました。どこから聞こえてくるのかなと、宿を出て、太鼓の音をたどっていきましたら、五台橋(宿の傍を流れる内村川にかかる橋で、文殊堂に続く)で、地元鹿教湯温泉を拠点に活動している「丸子太鼓 鼓城」が演奏をしていました。演目は、「開運」「義仲」「一閃」の3曲。丸子太鼓のルーツは、木曽義仲挙兵太鼓とのことです。木曽義仲が信濃源氏を率い、平家討伐の兵を挙げたのが、信州・丸子の地(現上田市)で、昭和43年、太鼓組曲「木曽義仲挙兵太鼓」が創作され、翌年、楽曲の保存および継承を目的とした「丸子太鼓保存会」が設立されたそうです。

平成16年からは信州・丸子太鼓「鼓城」を襲名し、地元伝統芸能継承と普及を目的に建てられた「鹿教湯温泉交流センター」を拠点に活動を続けています。

 

4時半に太鼓の演奏が終わり、続いて五台橋から知恵をつかさどる文殊菩薩の像を安置した文殊堂までの光のイベント「氷灯ろう夢祈願」が始まりました。97年から毎年恒例となっている「氷灯ろう夢祈願」は、温泉街から湯端通りをぬけ、五台橋の屋根の下をくぐり文殊堂への46段の階段から薬師堂周辺まで続く氷で作られた「氷灯篭」に蝋燭をともして飾る幻想的なイベントです。例年12月25日から2月1日まで、毎日行われています。10日には、私も飛び入り参加して、世界の平和、戦争のない地球、2015年の健康を願いながら氷灯篭に火をともしました。氷灯篭とライトアップされた文殊堂、薬師堂がとても幻想的でした。

 

幸せなことに、11日の夜から12日の朝までしんしんと雪が降りました。積雪3cmぐらいでしたでしょうか。朝5時雪のやんだ空は満天の星空。北斗七星がくっきりと頭上にみえ、うっすらと雪化粧をした斎藤ホテルの庭は、映画「アナと雪の女王」を思い出させました。

 

かけゆ温泉灯篭

鹿教湯温泉旅館協同組合HPより転載

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