2015年3月1日 NAHW主催 市民公開講座「認知症が心配なあなたに」

2015/12/19

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2015年3月1日 NAHW主催 市民公開講座「認知症が心配なあなたに」

認知症にならないためには、そしてなったら

講師:一宮洋介先生
日時:2015年3月1日(日) 14:00~15:30
場所:主婦会館プラザエフ8階スイセン(東京都千代田区六番町15番地)

物忘れを主症状とする病気の総称が認知症です。認知症の代表格はアルツハイマー病ですが、ほかにもレビー小体型認知症、前頭側頭型認知症など様々な原因で認知症が生じます。ここでは認知症の予防と治療戦略について述べることにします。

1)認知症を予防するライフスタールは?
脳機能の活性化、運動、食事がキーポイントです。読む・書く・話す・計算することを自ら楽しく取り組んで行うことが肝要です。適度な運動にも効果があります。食事も重要です。高血圧や糖尿病を引き起こすような暴飲暴食は論外です。生活習慣病は認知症の危険因子です。

2)認知症の治療はどう行いますか?
認知症の治療法は、予防療法、原因療法、対症療法に大別されます。対症療法としては薬物療法や非薬物療法的アプローチ(リアリティーオリエンテーション、回想法、介護者のサポ―ト、地域連携など)が実践されています。

 認知症は慢性に進行する病気です。したがって認知症と共に生きることが肝要です。キーワードは物忘れがあっても楽しく、安全に暮らすことができる環境作りです。

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