厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業)

厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業)

「女性外来と千葉県大規模コホート調査を基盤とした性差を考慮した生活習慣病対策研究」日本人を対象とした疫学研究の抄録集

基本健康診査受診者の14年後の死亡リスクと要介護リスクに関するコホート研究
厚生の指標 2007年12月号 17-22.
基本健診受診者のうち受診14年後の時点での自立者は男572名(71.9%)、女1911名(78.7%)、要介護等認定者は男47名(5.9%)、女216名(8.9%)、死亡者は男145名(18.2%)、女176名(7.2%)。14年後の生死に関してロジスティック回帰分析を行ったところ、各項目の死亡に対するオッズ比で有意なものは、男では64歳以上の54歳以下に対するオッズ比3.71(95%CI:1.87-7.36)、喫煙者のオッズ比0.76(1.18-2.63)、赤血球正常の低値に対するオッズ比0.27(0.10-0.71)、赤血球高値の低値に対するオッズ比0.17(0.05-0.53)、高血糖の正常に対するオッズ比2.05(1.29-3.24)であり、女では65歳以上3.42(2.03-5.75)、喫煙1.79(1.08-2.97)であった。

PDF

Copyright © 2014 Japan NAHW Network. All Rights Reserved.