天野理事長ブログ&スケジュール

2020.03.10

更年期におけるプラセンタ注射の効果(実体験より)

今、戦後第2番目に人口の多い、団塊ジュニア女性ががまさに更年期に差し掛かっています。沢山の救いの手が更年期治療に求められているといえます。

注射器画像

 

40代後半になると、毎年何かしら新たな「事件」が体に起こる・・・。

 

更年期を超えた女性には理解していただけるのではないだろうかと思うのですがいかがでしょうか。

「アンチエイジングというのは、あくまでも「閉経後の」女性の老化をゆっくりさせるもの」

 

というのが当会の天野恵子理事長の見解であり、閉経期や、ましてや自然妊娠期間を変化させるものではありません。

 

しかしアンチエイジングでいつまでも若く、といった誤解表現に泣く「授かりたかったのに」という女性が少なくない(そして不妊治療外来で泣く)状況を、もっと女性医療従事者は真摯に受け止めて、真実の発信をしてほしいと思います。

 

私も不妊治療経験者ですが、授かりたいなら、男女とも、1日も早く、です。

 

 

少し(かなり)話が脱線しましたが、更年期になると毎年新規に起こる事件の1つとして、それはもう耐えられないほどの「片側の肩こり」に昨年から悩まされ始めました。

 

 

マッサージや整体、磁気シール、シップ薬、塗り薬、肩こりネックレス、肩こりサプリ、筋膜リリース注射、痛み止め入りの肩こり注射、ブロック注射・・・

 

ありとあらゆるものを試しましたが、決定打はありませんでした。

 

ところがここにきて、強力な救世主の登場です。

 

 

もともとはあまりに疲れやすいので元気になりたい、冬場で肌の乾燥がひどくて化粧乗りどころではないので、さすがに乾燥肌をなんとかしたい、という思いから、YouTubeで美容皮膚科医師などの美容発信をみていました。

そこで「私もやっています。安いです!」と美人医師が発信した1つが「プラセンタ注射」でした。アラフォーの時に数回うけた記憶があり、デメリットは「献血ができなくなること」です(ですので、若い女性にはおすすめしません)。

 

ネットで調べると当時は結構高かったプラセンタ注射が、自費診療でなんと1A 800円から、上は2000円(これはさすがに・・・)。

 

さらに更年期を扱える外来では保険適用も可能で500円。

 

軽い気持ちで、おすすめの頻度の最初の1か月週2回、各2-3A、を試してみることに。

 

 

 

効果ですが、あれほど手ごわかった肩こりがものすごく軽くなりました。気が付くとあれ、大丈夫かも、といった具合です。

 

 

 

注射を受けている皮膚科3か所で聞いたところ、リウマチによる手の痺れが何をやっても駄目だったが、プラセンタ注射で取れた、といって来院する方もいるそうです。また、肩こり注射として整形外科などではプラセンタ注射を医師が肩にうつ治療もあるそうです。

 

 

 

私は立地や通いたいときに通える、という問題から、本当は保険で受けたいのですが皮膚科で自費診療です。

 

ですが、気楽で(看護師による注射のみで初回以外、診察がいらない)続けたい継続治療の1つです。ちなみに2か月目からは週1回でもよい、またカンフル剤的使用もあり、ということのようです。

 

 

㈱ニッセイ基礎研究所 生活研究部

准主任研究員 天野 馨南子

 

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