天野理事長ブログ&スケジュール

2014.09.01

梅ジャム

昨年は、庭の豊後梅で、娘の一家は梅酒を、私は梅ジャムを作りました。

昨年は、庭の豊後梅で、娘の一家は梅酒を、私は梅ジャムを作りました。

梅の実の緑が少し薄くなったころに、娘の一家に声をかけ、梅酒用の青梅を収穫し、すっかり黄色になり完熟したところで梅ジャム用の梅にします。インターネットで梅ジャムの作り方を読みふけり、自分でもやれそうと考えて作ってみました。イチゴやリンゴなどの甘い果実で作るジャムとは一味違います。たっぷりお砂糖を使っても、梅独特の酸味は無くなりません。

 

梅ジャムで用意するものは(完熟梅、青梅とも共通)

・梅 1kg

・砂糖 800g(梅の重さの70~90%)

・鍋(ホーロー製またはガラス製)

・煮沸滅菌した保存容器

 

【完熟梅のジャムの作り方】

① 梅は軽く水洗いして汚れを落とします。果物ナイフでへたをとり、同時に傷んだ部分は取り除いておきます。

② 水に2時間漬けます。さらしておいた水を捨て、(以下は青梅、完熟梅とも共通)なべに梅を入れ、たっぷりと水を注ぎ、中火にかける。

 

③ ゆっくりかき混ぜながらゆで、アクが出てきたらお湯を捨て、新しい水を入れて、また茹でます。これを1~2回繰り返したら、ゆで上がった梅をざるにあけて水気を切り、冷まします。

 

④ 茶漉しに実をいれ、指先で潰して種を取り、裏ごしをします。

 

⑤ 果肉の重さを量り、梅肉の重さの70~80%の量の砂糖を用意し、用意した砂糖の1/4を果肉に混ぜてとろ火にかけます。ときどきかき混ぜながらゆっくり加熱します。砂糖が溶け切ったら、さらに1/4の砂糖を加えという作業を繰り返し、全部の砂糖を溶かします。

 

⑥ 途中でアクが浮いてきたら取り除きます。焦げないよう、砂糖を入れた後の加熱をなるべく抑えた方が安心です。果肉がとろとろの状態になり、とろみがでてきたら、煮沸消毒した保存容器に入れます。

 

以上の作り方なのですが、青梅の場合には、

 

① 買ってきたら一晩水につけ、アクを抜きます。

 

② 水を切り、軸をとって、鍋にたっぷりの水と梅を入れ、茹でます。皮がはじけてきたら火を止めます。

 

③ お湯を捨て、1~2時間水にさらします。少し食べてみて苦みが抜けていればアク抜き完了。まだなら、水を変えてもう1~2時間さらします。

 

その後の過程は完熟梅のジャムの作り方と一緒です。

 

青梅、完熟梅とも、アクをしっかりと取り除かないと、苦みが残ってしまいます。

私でも作れました。お試し下さい。

 

ジャム

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