2014.08.26
梅酒の作り方
私はお酒が全く駄目。
医学部生時代に友人の結婚式に参列し、シャンペンをほんの少し飲んだだけで、友人としてのあいさつのため立ちあがった途端、目の前が真っ暗になり、自分がいかにお酒に弱いかを知りました。
私はお酒が全く駄目。医学部生時代に友人の結婚式に参列し、シャンペンをほんの少し飲んだだけで、友人としてのあいさつのため立ちあがった途端、目の前が真っ暗になり、自分がいかにお酒に弱いかを知りました。
その後、医師になってから、何度か「お酒は訓練だ」という先輩がいて、何度か飲む機会がありましたが、その都度倒れるか、夜半、七転八倒の腹痛に襲われるかで、いまでは誰も私にお酒をすすめる人はいなくなりました。
ところが、日本料理の好きな私にとって、懐石料理の最初に出てくる食前酒としての梅酒は平気なのです。アルコール成分が殆ど抜けているからでしょうか?ただし、せいぜいおちょこ1杯までで、それ以上はやはり駄目なのです。
梅酒は昔から健康に良いお酒として知られています。梅酒に含まれるクエン酸によって、エネルギー代謝が活発になり、体内の疲労物質としてできた乳酸が分解され疲労回復になります。梅肉に含まれているクエン酸の含有率はレモンの15倍、梅干しの6倍だそうです。一緒に漬けている梅の実を食べるとより効果的だと思います。
来年は、梅酒を自分で作ってみようと思います。そこで、梅酒の作り方です。
① 用意するものは青梅1kg、氷砂糖500g、ホワイトリカー1.8リットル(アルコール度数35%以上のもの)、それと果実酒用の殺菌ずみ4リットル容器です。
② 青梅をたっぷりの水に4~8時間つけて、あくぬきをします。流水で丁寧に水洗いをし、ざるにあげ水切りをします。傷のある梅は取り除きます。
③ 清潔なフキンで水分をしっかり拭き取り、しばらく乾燥させます。
④ 竹串で梅のヘタを取り除きます。ヘタを取らずに漬けるとエグ味が出ることがあります。
⑤ 容器に梅と氷砂糖を交互に少しずつ入れて行きます。最後にホワイトリカーを静かに注ぎ入れて、冷暗所で保存します。時々、瓶をゆすって、糖分が良く混ざるようにします。
2~3ケ月で飲めるようになりますが、半年から1年が飲み頃です。梅の実を入れたままにしておくと、濁りや苦みが出ることがあるので、1年ぐらいしたら中の梅は取り出して漉しておくと長期保存ができます。
以前は毎年作っていたのですが、子供が家を離れ、仕事が忙しくなるにつれ、台所に立つことも少なくなり、すっかりご無沙汰していました。
ブログを始めるようになり、少しずつ昔の生活に戻りつつあります。昨年は梅ジャムを作りましたので次回はその話をしましょう。