天野理事長ブログ&スケジュール

2014.08.18

ロシア旅行記

モスクワ3泊、スーズダリ・ウラジミール1泊、サンクトペテルスベルグ3泊のロシアの旅に行ってきました。

モスクワ3泊、スーズダリ・ウラジミール1泊、サンクトペテルスベルグ3泊のロシアの旅に行ってきました。

 

やはり行ってみないと分からないものですね。モスクワにつき、飛行場からホテルに向かう間に、モスクワの貧しさ、暗さ、怖さを感じました。パートナーはそのように感じなかったと言いますので、私がモスクワにあまりに先進国としての明るさを期待し過ぎていたせいかもしれません。2010年に中国へ行った際には、北京では貧しさは感じましたが、怖さは感じませんでした。

 

一方、サンクトペテルブルグはバルト海に接し、ピヨートル大帝が欧州にならって建設した都市ですが、建物には高さ10mの制限があり、道路は8車線と広く、大通りを歩いている限りでは、モスクワのような怖さや違和感はなく、ヨーロッパの街を歩いているような錯覚になりました。運河が多く北のベニスとも言われていますし、お店の看板にも英語表示がかなり目立ちます。ガイドさんの話しでは外国資本がやはり押し寄せてきているとのことでした。コハクの薔薇のブローチを探していましたので、ガイドさんに卸問屋に連れて行ってもらいました。その途中、裏通りを歩いていくと、水タバコを吸う女性、アルコールか薬物依存のようなうつろな眼をした浮浪者風の人々、こどもの浮浪者など、日本では戦後にみたような風景がありました。治安も思ったほどには安全ではないようです。結局琥珀のブローチは気に行ったものが見つからず落胆していると、「バルト三国に行くといいものがあるかもしれません」とのガイドさんの意見でした。

 

そんなロシアでも、中世の雰囲気を残すと言われるスーズダリは素晴らしかった!!! 

町そのものが歴史博物館のようで、いたるところに修道院や教会があり、落ち着いた雰囲気で、今に残る町並みは、17世紀~18世紀の頃からほとんど変化していないそうです。朝、パートナーと2人で1時間ほど散策をしましたが、道行く人々もゆったりとした表情で、牧歌的でした。

 

帰国後、ドイツで働く娘(税理士)とスカイプで話している際、えっという話を聞きました。娘の勤務先の上司は5年前にモスクワへ仕事で出張中に、ホテルで射殺され、未だ犯人は捕まっていないのだそうです。

「ロシアにはマフィアのような組織が多数あり、それに巻き込まれるといつ殺されるかわからない」という怖い話でした。

 

ほんの1週間の旅ですから、はっきりしたことは言えませんが、やはり日本は平和で安全だということを実感しました。

 

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