天野理事長ブログ&スケジュール

2014.08.12

ドクダミ茶でデトックスを。

日本のハーブティー「ドクダミ茶」。

日本のハーブティー「ドクダミ茶」。

 

ドクダミ茶の成分は、カリュウム、カルシュウム、マグネシュウム、鉄、マンガン、亜鉛、デカノイルアセトアルデヒド、クエルシトリン、イソクエルシトリンです。

クエルシトリン、イソクエルシトリンの作用によって、緩下作用、利尿作用、血圧を降下する効果があります。

 

女性にとっては、ドクダミ茶と言えば「老廃物や毒素を体外へ排出するデトックス作用」のイメージですね。身体の中の老廃物を排出し、血液をきれいにし、腸内にたまった老廃物を排出させることで、腸内環境が良くなり便秘が解消されます。

 

ドクダミ茶の作り方:

①花が咲き始めたら(実は花弁のような白い部分は本当の花弁ではありません。総苞片と呼ばれる器官で、中心部の黄色い部分が沢山の花の集合体なのです。本当の花には花弁はありません)、地上部を根元付近から切り取り、風通しの良い場所につるして陰干しをします。

②乾燥したら、晴れた日に日向に出して日干しをします。カラカラに乾燥したものを、細かく切って、タッパーに詰め、カビないように乾燥剤を入れて、保存します。

③煎じて飲む場合、一日5~15グラムを600ccの水で、ゆっくりと30分から60分かけて煎じます。煎じる場合、土瓶や耐熱ガラスやホウロウ鍋を用い、とろ火で60度ぐらいが最適です。鉄製のやかんや鍋は、タンニン等の有効成分が鉄分と反応して変質してしまうので、使いません。

④煎じ終わったら、熱いうちに漉して、冷蔵庫に保存し、一日3回に分けて服用します。

 

 

尚、身体が冷えている時や、体調の悪い時に、ドクダミ茶を飲んではいけません。お腹がもともと緩い人が大量に飲むと下痢をします。腎機能が低下しがちな高齢者や腎機能に問題のある方は高カリュウム血症になるといけませんので、飲まないでください。

 

ドクダミ2

Copyright © 2014 Japan NAHW Network. All Rights Reserved.