2016/12/26
NAHWの会員であられる堂本暁子さんが、
平成28年度赤松良子賞を受賞されました。
NAHW理事長 天野惠子です。
堂本さんは、ジャーナリストの30年、政治家の20年、そして千葉県知事を辞してからの市民活動8年間の中で、一貫して女性問題に取り組んでこられました。賞も沢山頂いております。
ベビーホテルキャンペーンで日本新聞協会賞、日本文化放送基金賞など、チベットのドキュメンタリー「グゲ王国」でニューヨーク映画祭銅賞、千葉県での性差医療女性外来の展開でコロンビア大学からアテネ賞、東日本大震災からの復興における男女共同参画に関する政策提言活動では内閣総理大臣賞をいただいております。
2012年には、政治家としての活動に対して「旭日重光賞」が授与されています。
そのほかにも多々表彰されているのですが、私が、今回の受賞のお話を聞いたとき「また、賞をいただくのですか?」とお聞きしましたら、「今回の賞は、一番貰って嬉しい賞だ」と言われました。
赤松良子賞は、細川内閣および羽田内閣で文部大臣をされた赤松良子さんの名前を冠にした賞です。
赤松さんは、1953年東京大学法学部政治学部を卒業後、労働省に入局。着実にキャリアを伸ばし、1979年、国連日本政府代表部公使に任命され、国連公使として女子差別撤廃条約に賛成の投票を行い、署名を行いました(批准されたのは1985年)。1982年には、労働省婦人少年局長に就任し、男女雇用機会均等法の立案に当たられ、1985年、男女雇用機会均等法が制定されました。
その後、女性職業財団会長、国際女性の地位協会会長、文京女子大学教授などの職を歴任されましたが、赤松良子賞は、国際女性の地位協会10周年を記念して、1997年に設けられた賞です。今回第20回の表彰が最後の表彰となります。
2017年1月14日に、赤松良子記念シンポジウムが開催され、受賞者による「男女平等はどこまで進んだか」が講演されます(チラシをご覧下さい)。受賞者は2名で堂本暁子さんと林陽子さん(国連女性差別撤廃委員会委員長・弁護士)です。
有意義な講演となることは間違いありません。こぞってご参加下さい。
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☆国際女性の地位協会 赤松良子賞記念シンポジウム
「男女平等はどこまで進んだか」
【概 要】
・日 時:2017年1月14日(土) 14:00~(開場=13:30)
・構 成:第一部(14:00~)
赤松良子賞贈呈式
第二部(14:40~)
シンポジウム「男女平等はどこまで進んだか」
第三部(17:00~18:30)
交流会
・会 場:文京区男女平等センター
〒113-0033 文京区本郷 4-8-3
本郷真砂アーバンハイツ1階
・地 図:https://www.bunkyo-danjo.jp/access.aspx
・参加費:1,000円(学生=500円)
・問合せ:国際女性の地位協会 http://www.JAIWR.net
FAX/03-5905-0365 メール/info@JAIWR.net
◯チラシ→ http://www.jaiwr.net/201701akamtsu.pdf
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