2018.02.28
川柳でみる今
天野惠子理事長の投稿です。
私はどんなに忙しくても、毎日、新聞の川柳に目を通します。
面白いですね。思わずこみ上げる笑いは、自然の治療薬です。心も体も癒します。
2017年10月20日のコラムで毎日新聞の仲畑流万能川柳から思わず笑ってしまう川柳を
ご紹介しましたが、今回は毎日新聞日曜版に掲載される脳トレ川柳から最近の傑作を紹介したいと思います。
・今日もまたスマホが妻を奪ってく
(夫婦の会話も忘れずに)
・説明書読んでもわからぬ新家電
(孫の世代になると、説明書を読まずしてさっさと設定できるようです)
・退職後女房元気で留守がいい
(昔は亭主元気で留守がいいと言いましたが、定年後が長くなるとこの句は真実では?)
・あれ?これ?それ?謎解き会議進行中
(クラス会に行っても、あれ?これ?会話が多くなりました。会議でそれはちょっと困るのでは?)
・未来から過去になってく話すネタ
(過去の話は美化されるので、それはそれでいいのかも)
・5割引き定価知らずに手が出てる
(私も若いときには、よくこれで失敗しました。今は、もう断捨離中ですので、それはありません)
・加齢だと言わない医者を探してる
(患者さんが私のところへ受診される最も大きな理由です)
・肩書きが取れてもいばる犬にだけ
(私の世代の男性はそうですが、20代~30代の男性では違うようにも思います)
・支払いになると後ろに下がる妻
(以前第一生命のサラリーマン川柳で「使途不明 共働きの 妻の金」という句をみました。男女平等でいきましょう)
・古傷に時効はないとなじる妻
(ご主人大変ですね。過去は過去。早く忘れてあげて下さい)
・掃除嫌い死にはしないと古女房
(子育て中の共働き家庭は、どこもこんな感じです。ご主人も子どもも、自分のことは自分で片付けましょう)
性差医療情報ネットワーク理事長 天野 惠子