2017.12.20
木下優子先生の1周忌と冬の養生
木下優子先生が亡くなられてから1年が経ちました。
先日、11月23日にNAHWのメンバー(天野、荒木、宮尾、柴田、春日、大本、那須、吉方)で、木下優子先生のお墓参りに行ってまいりました。
JR新宿駅西口から徒歩6分の常圓寺(じょうえんじ)です。
目の前に高層ビルを見るこの立地で、こんな閑静なお寺があるとは驚きでした。
常圓寺
新宿区西新宿7-12-5
電話:03-3371-1797
アクセス:http://www.joenji.jp/sp/access/
私たちは、皆、木下優子先生の弟子ですから、やはり彼女の講義の様子がよみがえってきます。
冬について、木下先生が言われたこと。
①冬は閉蔵の時期と言われ、万物の生活や機能が潜伏する時期です。
この時期は陽気が遠ざかるので、人は陽気を乱さないようにしなくてはいけません。
心を安静にさせ、満ち足りた気持ちでいるようにします。
②冷え対策は大事です。体をキチンと覆う襟のある服や、丈の長いスカート・ズボン、首にはマフラーがお勧めです。足先にも気を使いましょう。
毛の靴下は、汗を吸いやすいシルクか綿の靴下を履いた上に重ねて履くと汗で冷えることがありません。
③食事は根菜や生姜・葱など体を温めるものをとりましょう。
冷たい物を取るのは論外です。
実は、寒さを取り除いて温暖にし、皮膚を開いて発汗させるようなことをすると、陽気が失われるので、良くないとされています。
冬に暖房の効いた部屋でアイスクリームを食べたり、冷たいビールを飲んだりするのは、一見最高の贅沢のようですが、体にとっては良くありません。最悪の組み合わせです。
④冬の養生は春に影響します。
春に花粉症になる人は、この時期から甘いものや脂っこいもの、動物性タンパク質などを控えましょう。
午前10時私たちがお寺の前に集合した時には、かなり強い雨が降っていました。
しかしその雨も段々小降りになり、8人で木下先生の思い出や、これからの個々の活動などの話に花を咲かせている間に、いつしかやんでいました。