2017.01.16
“銀座の鯉”を求めて
医療法人ニコークリニック院長 田中裕幸先生の投稿です。
“(女)心の底から痺れるような(男)吐息が切ない囁きだから”
とは石原祐次郎と牧村旬子によるデュエットで大ヒットした懐メロ「銀座の恋の物語」の始めの一節です。
4年前より始めた東京・銀座の対馬ルリ子女性ライフクリニックで行っているスペシャル外来(女性の動脈硬化予防外来)は2カ月に一回ですが、対馬先生はじめスタッフの協力により、順調に予約もいただいております。
診療内容は当日頸動脈エコーとCAVIを行い、一月前までに行った血中脂肪酸分析の結果を踏まえ、食事指導を中心に行っています。
完全予約の自由診療(一人当たり30分)で、当院のデータやこれまでの報告を基に、当該年齢より動脈硬化度が進んでいるかを視点に行っています。具体的には動脈硬化度が進んでいなければリノール酸制限や魚の摂取を勧めるなどの食事指導やEPAやDHAなどのサプリメントの勧め、進んでいたら加えて薬物療法を勧めています。
次の受診は6カ月~3年後とし、頸動脈の特に球部にプラークがある方には慎重に対応しています。
さて、ここで“銀座の鯉”についてご説明しましょう。
午前中の診療を終え、昼休みは銀ブラで食べに行きます。昨年10月も佐賀から銀座2丁目に出店している櫓庵治(和食)というお店にいきました。同じビルには佐が家という焼肉屋もあります。よろしかったら皆さんもお出かけください。
ただし、銀座価格でやや高めです。
また、その後のお楽しみが、近くの“tau”にあります。ここは広島県のアンテナショップで、2Fには広島カープの応援グッズが置いてあります。
そう、これで“銀座の鯉”の意味がお分かりいただけたのではないでしょうか?私にとっての“鯉”とはカープのことです。
1979年研修医時代に広島日赤病院に勤務(当時カープ日本一)、以降はカープファンで、毎年マツダスタジアムに応援に行きます。昨年は25年ぶりにセリーグ優勝しましたが、現在の緒方監督は佐賀出身(西武の辻監督も同様)で、選手時代に盗塁王の祝賀パーティーにも出席しました。
ところで、通常は午後の診療を終えるとそのまま帰路に就くのですが、昨年土曜日も泊まって、有料の医療技術セミナー“スキルアップ”で糖尿病のセミナーに出席したついでに、企画の方に私の書いた資料などをお渡ししたところ、今度は逆に今年4月23日の講師を依頼されました。
2時間枠ですので、現在、これまで以上にスライドなどの資料作りに励んでいます。経済的に余裕のある方は是非SKILL UP(03-4588-9056)にお申込みください。
この歳になると“銀座の恋”を実らせるのは難しく、現状の“銀座の鯉”に甘んじております。“もう少し若かったら・・・・”ですね!
医療法人ニコークリニック 院長 田中裕幸
http://www.niko-clinic.or.jp/clinic/stuff.html